「胡同のひまわり」
2006-09-01


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午前中情報収集のため渋谷へ出かけたところ、渋谷Bunkamuraル・シネマで上映中の「胡同のひまわり」の映画ポスターが目に入り、観よう観ようと思いつつ今日が東京での上映最終日になってしまった焦りと、たまたま今日は「ファン感謝デー」で割引きと言う事が重なって、会社が終わってから久しぶりに映画館へ行く事に。

最近は映画館へ出かける機会がほとんどなく(前回は2年前の「華氏911」)、家でDVDを観るにしても、一つの作品を最初から最後まで通しで観ることは少なく、何回かに分けて観てしまいがちです。たまには映画館特有の大画面で一つの作品をじっくり観てみたいと思っていたので、ちょうど良い機会でした。

さて、映画の中身については、前半の子役の演技と青年期の主人公と女の子が氷の張った后海でスケートを楽しむ場面が印象的だったまでは良かったのですが、後半主人公とその父親のわだかまりが解けるシーンがどうも今ひとつ唐突な感じがした上に、頑固でわがままな父親は最後に失踪してそれで終わりかよと言った感想しかなかったのですが、まだまだ読みが足りないのか、私が人の親になっていないからなのでしょうか?感動したかと言われると今ひとつかなぁと言った感じでした。

その代わりと言っては何ですが、昨年秋に実際の胡同をブラついて来た事もあり、見覚えのある風景がそこかしこに登場することもあってか、そちらの方で十分楽しめた作品でした。

写真は北京のほぼ中心部にある「鼓楼」から見下ろした胡同の様子。映画のパンフレットによると映画の舞台は「鼓楼」の東側を想定したものだそう、まさにこの写真に写っている辺りでしょう。(映画に登場する伝統的な建物「四合院」はセットだそうです)

[写真]
[映画・ロケ地巡り]

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